 |
 |
 |
7:00 谷川岳から入り平標山に下山して、明日、越後湯沢駅から上越線で帰ってくるため、土合駅の構内に車を置いて行きます。その前に、荷物はロープウエイ駅に置いてきました。 |
ロープウエイ駅(片道1200円+荷物300円)で天神平に行きます。駅からは観光リフトを使わないで歩き出します。登山道の右手には、武尊山連峰が見えます。 |
8:50 広葉樹に包まれた登山道を、背中の荷物を肩に慣らしながら45分で熊穴沢の避難小屋に到着。
始発のロープウエイに乗ったから、まだ、休憩をとっているハイカーは居ませんね。 |
 |
 |
 |
小屋を過ぎると高い木は無く、展望が開けます。
右の手前には、急登なルートの西黒尾根です。
奥は、馬蹄形の稜線です。いつか、ゆっくり時間を掛けて、歩いて見たいものです。 |
左の手前には、谷川温泉から続く、中ゴー尾根です。
奥は、迦葉山と大峰山です。意外と立派な山容には驚きました。 |
左の前方には、これから行く南側が切り落ちている、オジ沢ノ頭が見えます。 |
 |
 |
 |
9:55 有人の避難小屋「肩の小屋」です。布団を天日で干してハイカーを待ち受けます。今週末は、天気が良いので、きっと混むでしょう。 |
谷川岳は二度来ていますが、「いつか、あの綺麗な稜線を歩きたい。」と思っていました。
ベンチで一呼吸したところで、さて行きましょう。 |
はやる気持ちを落ち着かせるかのように、ミネウスユキソウ(峰薄雪草)が咲いていました。ウスユキソウは、エーデルワイスとも言い、ドイツ語で、高貴(気高い)な白を意味します。 |
 |
 |
 |
良いでしょう! 森林限界の稜線を歩くので、前後左右が見渡せます。足元には、ヤマハハコ、リンドウなどの花が、又、ノイチゴやアカモノが実をつけています。
そして前方は、オジカ沢の頭です。 |
ゆっくり時間を掛けて歩きました。右には茂倉新道の尾根が見えます。渓谷は、沢山の沢の水を集め、魚野川となります。 |
後ろを振り返ると、先程までいた肩の小屋が見えます。左上は、トマの耳です。
下りの歩きやすい登山道が続きます。 |
 |
 |
 |
中ゴー尾根との合流点で休憩しているハイカー。昨夜は、越路避難小屋に泊まったそうです。毛渡乗越の水場が見つからず、苦労したと言っていました。 |
再三登場する道標です。マツダランプ提供なんでしょうが、古くて錆びています。
新潟県に入ると東芝ランプとなります。 |
11:05−11:20 肩の小屋から1時間10分、おにぎりと冷やしトマトで軽めの昼食。
360度の展望です。 |
 |
 |
 |
さて次は、大障子ノ頭に向かって歩きます。これまでと同様に、綺麗な稜線が続きます。 |
11:25 山頂のすぐ下に、オジカ避難小屋があります。小屋内も板の間があり綺麗です。 |
11:50 更に下って、少し登り返したところに、小障子ノ頭に着きます。これからは、ゆるやかなアップダウンとなります。 |
 |
 |
 |
おっ、大障子避難小屋が見えてきた。景色の良い所に建っているねえ。 |
12:05 テントは5張りくらい出来るかな。
混むのは嫌だから、テントは持参しましたが、張らずにすめば、その方が良いけれどね。 |
小屋内は、棚があり沢山のハイカーを収容出来ます。昭文社の地図では7人とありましたが。もっと泊まれると思います。 |
 |
 |
 |
小屋から、下り10分登り15分のところに水場があります。この樋の外にも、水が湧き流れています。
行くのには、赤いペンキの矢印が導いてくれます。ガレ場があるので、足元に注意。 |
サブバックに入れて、5.5リットル汲み上げました。これだけ有れば大丈夫でしょう。 |
小屋に戻ると西の空模様が悪く、次第に霧が出てきました。 天気予報でも雷雨注意報が出ていましたから、越路避難小屋に行くのは止め、ここで泊まることにしました。 |
 |
 |
 |
そうと決まれば、楽しみは食べる事と飲む事。
お湯で、パパッとライスと肉の缶詰を暖める。温まったら、湯でお吸い物を作りました。 |
壊れたスリッパがありましたので、黒のビニールテープで補修しておきました。これで、いちいち靴を履かずに済みます。 |
食後のチャイを飲みながら・・・
「明日は晴れるかなあ〜」
|